【ISDドラフト】プレイングって”チキンレース”だと思う。
2012年1月30日 TCG全般 コメント (5)DKAの話題で盛り上がっている中、私一人、乗り遅れてしまって残念です。そもそも年明けからMOですら、プレイ機会が失われてしまっており。
けれども週末、なんとか1戦だけプレイ。久々、ドラフトの醍醐味を味わわせてもらいました。
本日はプレイングの話。
相手に「神聖なる報い」を打たれた後の展開。
ライフは大きく削ったものの、小粒に大量展開していたため、カードアドバンテージを大きくとられてしまっている。
<対戦相手>白青コントロール
■ライフ → 4
■場(土地7枚、3マナオープン)
・白コモン「礼拝堂の霊」2/3飛行(アタック済)
・青コモン「要塞ガニ」1/6バニラ(召喚酔い)
■墓地
・白レア「神聖なる報い」(フラッシュバック7マナ)
■手札
・4枚
<ワタシ>白緑高速ビートダウン
■ライフ → 18
■場(土地6枚)
・緑「暗茂みの狼」2/2 (パンプで4/4)
・白「忌わしきものの処刑者」3/2バニラ(笑)
■手札
・緑インスタント「レインジャーの悪知恵」+1/+1 呪禁
相手は超コントロール志向のプレイヤー。ライフをここまで追い詰められても、「礼拝堂の霊」を失いたくないらしい。
盤面を単純に考えれば、私のターンに2体でアタックすれば、4/4になった「暗茂みの狼」を、堅固な「要塞ガニ」にブロックされても、「忌わしきものの処刑者」が通れば、「レインジャーの悪知恵」を合わせてぴったり削りきる計算です。
さて・・・。
私もエラそうなことの言えないヘボプレイヤーですが(苦笑)、この場合の正しいプレイが瞬間的に(さも当然として)わかる人って、かなり強いプレイヤーだと思います。
私は少し考えさせてもらってから、私のとるべきアクションに至りました。
今回の場合は、相手の手札は潤沢。3マナオープンが怪しく、「忌わしきものの処刑者」をスルーされた場合に、「レインジャーの悪知恵」を素でキャストするのは怖いです。「礼拝堂の霊」で「処刑者」と相打ちを取ろうともしていませんし。
だといって、このターンを逃してしまうと、手札が潤沢な相手の場に生物が並んでしまい、ライフ1まで削ったのに、こちらが負けてしまう可能性が非常に高いです。
私が思う、この状況での正しいプレイとは・・・。
■ステップ① 2体でアタック。
→相手に「狼」と「処刑者」のどちらをブロックし、どちらをスルーするかを選ばせる。
【A】相手が「狼」をスルーした場合、インスタント除去があろうがなかろうが私の勝ち。
【B】相手が「処刑者」をスルーした場合、以下に続く。
■ステップ② ダメージスタックで、カニにブロックされた「狼」をパンプする。
→「優先権」を相手に渡し、除去などのインスタントを使うかどうか選ばせる。
【A】相手がインスタント除去を使ってきた場合、「レインジャーの悪知恵」で私の勝ち。
【B】相手が何もしなかった場合、以下に続く。
■ステップ③ 「レインジャーの悪知恵」をキャストする。
→このターンを逃したら、圧倒的アドバンテージの前に敗北すると読む。
【A】相手が何もしなかった場合、私の勝ち。
【B】相手がインスタント除去を使った場合、私の負け。
ドラフトでは、「優先権」を相手に渡す・・・ステップ②のような地味がプレイが、実は非常に大事であると思っています。ステップ②を混ぜることで、相手の選択肢にワナを増やすことができるというわけです。
実際のゲームではどうだったかというと、ステップ①の段階で、相手が「狼」をスルーして「叱責」を打つという、私にとって、最もイージーな選択をしてくれました。(笑)
相手としては、よりサイズの大きい「狼」をスルーしてインスタント除去するというプランだったのですが、パンプすれば4点を削りきってしまうので、相手は先に「叱責」を打たざるを得ない状況に気づいていませんでした。そのため「レインジャーの悪知恵」に見事はまってしまいました。
さかのぼれば、もう一つの対戦相手のミスとしては、1ターン早く「神聖なる報い」を打つべきでした。
カードアドバンテージを追及したかったのだと思いますが、ライフを詰められると、相手の突発的なスペルで何が起こるかわからないので、念のためのブロッカーを残しておかなければいけなかったりと、何かと行動が制限されてしまうからです。
というわけで、相手にうまくプレイされたら負けゲームであったのですが、粘り強く自分がやるべきことをちゃんとやっていれば、勝利が転がってくるかもしれない・・・。そんなチキンレースがドラフトの醍醐味だと思ってます。
けれども週末、なんとか1戦だけプレイ。久々、ドラフトの醍醐味を味わわせてもらいました。
本日はプレイングの話。
相手に「神聖なる報い」を打たれた後の展開。
ライフは大きく削ったものの、小粒に大量展開していたため、カードアドバンテージを大きくとられてしまっている。
<対戦相手>白青コントロール
■ライフ → 4
■場(土地7枚、3マナオープン)
・白コモン「礼拝堂の霊」2/3飛行(アタック済)
・青コモン「要塞ガニ」1/6バニラ(召喚酔い)
■墓地
・白レア「神聖なる報い」(フラッシュバック7マナ)
■手札
・4枚
<ワタシ>白緑高速ビートダウン
■ライフ → 18
■場(土地6枚)
・緑「暗茂みの狼」2/2 (パンプで4/4)
・白「忌わしきものの処刑者」3/2バニラ(笑)
■手札
・緑インスタント「レインジャーの悪知恵」+1/+1 呪禁
相手は超コントロール志向のプレイヤー。ライフをここまで追い詰められても、「礼拝堂の霊」を失いたくないらしい。
盤面を単純に考えれば、私のターンに2体でアタックすれば、4/4になった「暗茂みの狼」を、堅固な「要塞ガニ」にブロックされても、「忌わしきものの処刑者」が通れば、「レインジャーの悪知恵」を合わせてぴったり削りきる計算です。
さて・・・。
私もエラそうなことの言えないヘボプレイヤーですが(苦笑)、この場合の正しいプレイが瞬間的に(さも当然として)わかる人って、かなり強いプレイヤーだと思います。
私は少し考えさせてもらってから、私のとるべきアクションに至りました。
今回の場合は、相手の手札は潤沢。3マナオープンが怪しく、「忌わしきものの処刑者」をスルーされた場合に、「レインジャーの悪知恵」を素でキャストするのは怖いです。「礼拝堂の霊」で「処刑者」と相打ちを取ろうともしていませんし。
だといって、このターンを逃してしまうと、手札が潤沢な相手の場に生物が並んでしまい、ライフ1まで削ったのに、こちらが負けてしまう可能性が非常に高いです。
私が思う、この状況での正しいプレイとは・・・。
■ステップ① 2体でアタック。
→相手に「狼」と「処刑者」のどちらをブロックし、どちらをスルーするかを選ばせる。
【A】相手が「狼」をスルーした場合、インスタント除去があろうがなかろうが私の勝ち。
【B】相手が「処刑者」をスルーした場合、以下に続く。
■ステップ② ダメージスタックで、カニにブロックされた「狼」をパンプする。
→「優先権」を相手に渡し、除去などのインスタントを使うかどうか選ばせる。
【A】相手がインスタント除去を使ってきた場合、「レインジャーの悪知恵」で私の勝ち。
【B】相手が何もしなかった場合、以下に続く。
■ステップ③ 「レインジャーの悪知恵」をキャストする。
→このターンを逃したら、圧倒的アドバンテージの前に敗北すると読む。
【A】相手が何もしなかった場合、私の勝ち。
【B】相手がインスタント除去を使った場合、私の負け。
ドラフトでは、「優先権」を相手に渡す・・・ステップ②のような地味がプレイが、実は非常に大事であると思っています。ステップ②を混ぜることで、相手の選択肢にワナを増やすことができるというわけです。
実際のゲームではどうだったかというと、ステップ①の段階で、相手が「狼」をスルーして「叱責」を打つという、私にとって、最もイージーな選択をしてくれました。(笑)
相手としては、よりサイズの大きい「狼」をスルーしてインスタント除去するというプランだったのですが、パンプすれば4点を削りきってしまうので、相手は先に「叱責」を打たざるを得ない状況に気づいていませんでした。そのため「レインジャーの悪知恵」に見事はまってしまいました。
さかのぼれば、もう一つの対戦相手のミスとしては、1ターン早く「神聖なる報い」を打つべきでした。
カードアドバンテージを追及したかったのだと思いますが、ライフを詰められると、相手の突発的なスペルで何が起こるかわからないので、念のためのブロッカーを残しておかなければいけなかったりと、何かと行動が制限されてしまうからです。
というわけで、相手にうまくプレイされたら負けゲームであったのですが、粘り強く自分がやるべきことをちゃんとやっていれば、勝利が転がってくるかもしれない・・・。そんなチキンレースがドラフトの醍醐味だと思ってます。
コメント
1/4人間が瞬速で出てくるにしろ、叱責にしろフルパンで何もしないでいいかなと思います。
スピリット2体出てきても不利ではないですしね。
相手はアタック宣言時に、狼に叱責を打つのが良いかな?
oppoさんのいうとおり、普通にアタック宣言時に、狼に叱責を打つのがよかったでしょうね。(笑)
※「鐘ならし」は、これまでのプレイで「持っていれば使う」シーンがあったので、想定をはずして良い感じでした。
結構、プレイ中はてんぱっていて、勝ち筋を見逃してしまいがちで、後からしまったということが多いですが、私だけでなく相手も同じように反省しているのだなと思います。
正しいプレイを毎回しっかり選んでいれば、(強者でない限り)相手がプレッシャーで自滅していくと思うので、頑張っていきたいと思います。
相手のプレイは、レインジャーの悪知恵の可能性を考えてないな。
「まぁ無いだろう」っていうのが結構な頻度で起こる気がする今日この頃w
なかなかプレイングって強くなれず、集中しはじめると逆に大事なことを見逃してしまう私のような視野狭窄な人間はつくづく「マジックに向いてないな」と思います(笑)。ほんとうに強い人って、プレイ中の視野の広さや危険察知能力に本能的に長けてる感じで、練習だけではかなわないと思ったことがしばしば。
それでも、アマチュアレベルで楽しみたいですね。