なかなか更新できずにおります。業務でストレスがたまっているのに、マジックを存分にできずにストレス解消できず、ますますストレスがたまって、昨日、一昨日なんかはとうとう鬱状態にはいっていました・・・。
SOMドラフトもぼちぼちやって、少しずつですが練度があがってきている感じなのですが・・・それでも計20回くらいしかできていません・・・。以前とくらべて、マジックへの関わり方はほんと薄くなってしまいました。DNがなければ、ほんと、自然引退していたでしょうね(苦笑)。

さて、課題であるSOMドラフトの「練度」ですが、よくある質問・・・「どの色が一番強い色か」と聞かれて、リリースからこれだけ期間がたっても未だはっきりとは答えられないというのは一体どういうことでしょうか(苦笑)。
そもそも、「どの色が一番強い」という質問自体が無意味なセットと言えるのかもしれないです。こういった部分も、今やすっかりどんなレベルの方々からもSOMドラフトが、「難しい」とみなされるようになっている原因かもしれません。

かわりに、色の傾向に関してはっきりと言えそうなこととしては・・・「図抜けて一番人気ない色=弱い」が「青」ということだけは、はっきりと答えられるかもしれません(笑)。
そのようなどうしても流れに身を任せてしまうと押し付けられてしまう?「青」のドラフトに関して、述べさせていただきます。

■青単金属術・飛行ビートダウン 1没(4-3-2-2)
http://space.geocities.jp/draft_toshiyak/101117draft/101117_01u.html

見事1没です。

まず、今回のSOMの「青」を、強くも弱くも象徴しているカードとは何でしょうか?
それは、「ルーメングリッドのドレイク」であると私は思います。このドラフトでは4体もピックしています・・・(汗)。
少し前のエントリになりますが、外国人プレイヤーによる記事のベンティーノさんによる翻訳からの抜粋です。
http://biggbo.diarynote.jp/201011162056212176/

>Lumengrid Drakeは最初は好んでいたものの、 すぐに魅力を感じなくなったカードです。しかし時がたつとまた好きになりました。デッキ唯一の金属術がこれだった場合は、素晴らしい仕事をします。

青の金属術カードは、「ドレイク」も「セルターチ」も高スペックであることは確かだと思います。でも、高スペックからといって青カードを濃くしてしまうと、なかなか金属術を達成できません。他にも「空長魚の群れ」は是非使いたいカードですし。アーティファクトが序盤から固まって手札にくると強いのですが、運の要素の幅は非常に大きく、回るのは3本のうち1本程度と低く見積もった方がよいでしょう。「空長魚の群れ」でいくら回しても、運が悪ければダメなものはダメなんです。そういう意味で、高スペックな「闇滑りのドレイク」も、金属術デッキでは評価を大きく下げる必要があると思います。

ただ、高スペックであることは確かなので、この強くも弱い「ルーメングリッドのドレイク」に関しては、「弱くも強い」として活用する必要があるのではと考えました。そのためデッキ中のアーティファクトの比率をかなり濃く必要があると修正していったのが、以降のドラフトです。


■青単金属術・コントロール 2分(8-4)
http://space.geocities.jp/draft_toshiyak/101117draft/101117_02u.html
ややレアドラフト気味に入り・・・。「ダークスティールの歩哨×3」「決断の手綱×2」と6マナカードが主力になっていますが、スローな展開で回るように気をつけながらドラフトしています。ただ、「ダークスティールのマイア」も含めて「破壊されない」という能力も、毒には全く無力で、毒デッキには厳しい構築でしたが、緒戦の毒デッキ戦に運よく勝ちを拾い、そのまま勝ちぬけました。


■青黒非金属術・ビートダウン 2分(8-4)
http://space.geocities.jp/draft_toshiyak/101117draft/101120_01ub.html
黒「皮裂き」からはいりましたが、どうしても遅く回ってくる「空長魚の群れ」から掴まされる感じで青になっています。ここで気をつけたのは、「金属術」に頼らない方向で飛行ビートダウンを組んでいったことです。ボムである「ミミックの大桶」と「煙霧吐き×2」などのコンボ要素もあり、ビートだけでなく、序盤の不振で受けに回っても柔軟性高く対応できるデッキになりました。

青でドラフトするときは、3色以上でやるというやり方もあるようです。
とくに8-4なんかでは、青を掴まされることが多いと思いますが、青での受け方を知っていると勝率は高まりそうですね。

あと、SOMドラフトのもう一つの課題は、ドラフト序盤の入り方・・・「毒」をやるかやらないかの判断だと思います。4-3-2-2などでは毒をやる隙は大いにあるのですが、8-4だと判断が難しい場合が多いです。皆、毒を狙っていたり、カットしてきたり・・・。そういう意味で、やっぱり青で受けるやり方は鍵だと思いますよ・・・。

コメント

ペンティーノ
2010年11月26日14:53

青は《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》始め飛行クリーチャーの釣果がよいと金属術のスロットを圧迫しますよね。

僕は青赤をよく組むのですが、赤の除去から入って《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》から青入って…その後も《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》もいっぱい流れてきて…もちろん除去もいっぱい取れて…となると金属術やれなくなります。

4~5マナのアタッカーのスロットを《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》や《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》等の金属術にするか、《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》や《闇滑りのドレイク/Darkslick Drake(SOM)》といった青の優秀フライヤーにするかは、どっちかによせないと半端になりますね。この失敗は何度かしました。

せっかく競合を避けて青に行くならば後者に焦点を当てた方がいい様に思います。そうすると《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》がかなり弱くなって、デッキにすら入らなくなることも多々ありますが。使えれば破格のタッパーなのですが、そもそも有色金属術自体扱いが難しいですよね。

《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》は2/2飛行で十分強いので、青飛行を主要アタッカーとする場合も2枚までなら入れるつもりでピックします。


《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》と《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》がガメれた青デッキはすごく安定感があって、回してて楽しいです。

toshiya k
2010年11月26日15:29

いつも翻訳記事楽しみに読ませてもらっております。どの記事を翻訳するかのセレクトもかなり良いと思っており、電車中のiphoneで、しっかり読ませてもらうことが多いです(笑)。

書き込んで下さった内容は、私もSOMは経験値不足ですが、完全に合点がいきます。有色金属術は、強いんですが扱いが微妙であるということで、悩まずにスルーすることがようやくできるようになってきました(苦笑)。

赤から入って青で受けるやり方も安定感ありそうなので、ためしてみたいと思います!

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