金曜日は仕事で失敗・・・。お得意さん相手にイライラを隠しきれずに、やや怒りの態度を見せてしまいました。
「お金もらってないくせに・・・」と喉元まで出そうになりましたが、営業さんの顔が思い出されて、なんとかこらえることはでき、そこまで(致命傷)は至りませんでしたが・・・。
仕事というのは「思い入れ」というのが厄介で、あまりに思い入れしすぎると周りが見えなくなって、自分が傷ついたり、人を傷つけたりしてしまいます。そんな摩擦でプロジェクトというのは進化していくのでしょうが、いやいや、大人のつきあいは辛いです。ほんと、電車に飛び込みたくなりますね(笑)。

さて、週末のドラフトですが、bunさんや、ななしさんに、ドラフトレコーダーの使い方を教えてもらったので、ピック譜を掲載します。
恥ずかしい記録も多いですが、反省材料として技術向上の一環になればとも思ってます。

【1回目】青黒 2没/8-4
http://space.geocities.jp/draft_toshiyak/091128_01.html
2回戦の激闘の末、2没となったが、ドラフトに関しては、珍しく我ながら良い判断ができた回でした。たぶん、今まででも最もうまい判断ができたドラフトの一つです。
うまいタイミングで上家のシグナルを読み取って、青に変化でき、しかもシナジー豊富なデッキを構築できたということですが、毎回こういう判断ができればいいのですがね。対戦でもう少し運があれば。

【2回目】赤単 1没/8-4
http://space.geocities.jp/draft_toshiyak/091129_01.html
大失敗ドラフトの典型。ゼンディカーに限ってのことというより、ドラフト全体での話ですが、初手の爆弾レアと、上家のシグナルが噛み合わず、どちらを優先するか完全に迷走したへたっぴドラフトです。
初手、「ヴァラクート」開封で赤単狙いも、どうみても赤の流れがなさそうなことを感じ取り、早々と保険をかけて人気薄と前評判の「緑」に変化。しかし、緑の流れにも乗れず、結局赤に戻って、弱い赤を掴まされ続けました。
もう結果がわかっているドラフトですが、初手「ヴァラクート」をピックしたとして、皆さんだったらどういう戦略でドラフトしたでしょうか?

【3回目】黒単タッチ赤 3分/8-4
http://space.geocities.jp/draft_toshiyak/091129_02.html
初手のカードの色と、上家のシグナルとが噛み合うラッキーが生み出した大成功ドラフト。初手のカードの色と上家のシグナルが噛み合った回のドラフトは非常にスムーズで、ボーナスステージのようなものです。
異次元の強さのデッキのため、3戦目もスプリット(賞品分け)したくはなかったのですが、相手の申し出を断るのは感じ悪いと思い、スプリットしました。幸いダイスロールで勝利し、勝ちの権利はもらいました。

【4回目】青白 1没/8-4
http://space.geocities.jp/draft_toshiyak/091129_03.html
これまた失敗ドラフトの典型だが、2回目の失敗とは質が違います。
初手は微妙ですが、この中で単純に一番いいカードとして白「空猟師」をピックしました。8-4なので3勝できるドラフト狙い・・・もし上家から白が流れてきたらビッグチャンスだからです。しかし、残念ながら、シグナルは噛み合いませんでした。早い段階で青に逃げたのですが、辛いドラフトになりました。
ビートダウンのパーツがうまく集められなかったので、防御志向のコントロールデッキにして、粘り勝つゲームプランを描いて途中からドラフトしました。その中で悔いが非常に残っているのは、2-4で黒に浮気してしまったことで、コントロールデッキで非常な活躍をする青いルーターをピックしなかったことです。クリック直後に残像が残るくらい「しまった」と思いました。
弱いデッキの中、なんとかいい戦いもしましたが、対戦で相手のうまいプレイングに誘導され、2枚の赤いインスタント「殺戮の叫び」にしてやられました。

【5回目】黒単タッチ赤 3没/4-3-2-2
http://space.geocities.jp/draft_toshiyak/091129_04.html
友人とともに4-3-2-2卓にサイン。これは非常に素直にドラフトしました。出現カードに恵まれたというわけではなく、めちゃくちゃ強いデッキにはなりませんでしたが、ピックミスもなく、教科書通り(→教科書はないが)、無難なドラフトになったと思います。3回戦目は、相手の白黒デッキの「先制+警戒」1枚に場を制圧され、1-2で惜敗でした。


こうしてピック譜をさらすというのは、なかなか恥ずかしいですね。
まだあまりドラフト慣れされてない方には、自分の成功ドラフトは多少参考したらいいと思いますが、やりこまれている方にとっては、至極当たり前なのであまり参考にならないと思います。やっぱり「勝てる」ときはどうやっても勝てるので。(笑)
ただ、「失敗」ドラフトに関して、そこからのフォローに関して、もう一度深く考えさせられるようになりました。「出現カード」と「席順」というランダム性を、少しでもこちらの幸運に引き寄せられるようになれればいいと思います。


※ドラフトレコーダーの使い方(ななしさんのページ→ありがとうございます)
http://nanashi774.diarynote.jp/200911210403048806/

コメント

bun
2009年12月1日20:43

ピック譜上げお疲れ様です^^

やはり人のピック譜を見せていただくと勉強になります。
僕はまだ自分の選択した色の流れが悪い時のフォローの仕方が解らないので色々勉強させて頂ました。

色の切り替えや模索など実戦で試してみようと思います。

toshiya k
2009年12月1日21:38

ピック譜は、慣れればそんなにアップロードは苦にならなそうで、情報共有として今後もアップしていくつもりです。ただ、bunさんのような席による色の配置とかは、分析が難しそうです(笑)。

自分ではこうやるのが当然、と思っていても、いろいろな人が、いろいろな判断をするのがドラフトの面白いとこですよね。
ZENでは、色の流れの悪いときのフォローが他のセットよりも難しいのは確かです。(単色という選択肢がその時点でなくなるため?)
私も、完全な回答は見出せておりません。お互い頑張っていきましょう。

bun
2009年12月1日22:13

>席による色の配置
僕の場合はreplay機能でチェックしているだけなので、実は盤面に出てきていない第3の色があるかも知れません。

確かに色を変えると単色/準単色が組みにくくなるのはありますね。
その他に、デッキタイプによって強く使える低マナ域のカードの数が十分に確保できなくなると言うのもあるでしょうか。

今後もアップ楽しみにしています^^

邪悪なるもの
2009年12月2日0:47

2回目のドラフトに関してですが、ヴァラクートを取ったとしても地獄火の雑種犬の一択だと思います。理由は簡単でこのパックの中で一番強いカードだからです。
なので緑のカードを取るのは保険にはならいでしょうし保険は後半にかけるものだと思います。
例えば、7手目はタクタクを流して心臓刺しの蚊(大口)を取って黒に保険をかけるのがいいと思います。カード評価の食い違いはあると思いますが、自分はタクタクよりも大口のほうが評価が高いですし、パックが濃かったかもしれないことを考慮してもこの大口はシグナルと予想できると思います。
さらに次のパックで巨大蠍も流れてきているのでこれはかなりありな線だと思います。また、下にもあまり黒の良いカードを流してないので下と被るリスクも少ないと思います。

2パック目は赤が確定とし緑と黒に両天秤をかけ流れの良いほうに乗る、という感じになると思います。

toshiya k
2009年12月2日9:49

bunさん>
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします!

マダラさん>
レスありがとうございます。
ぼんやりと考えていた中で、コメントを読んで、やっぱりヴァラクートを取った時点で、上家とかぶっても赤と心中、「地獄火の雑種犬」一択だったのだと思いはじめました。そうして2パック目の逆順に期待するドラフトになったと思います。

というわけで、1-2の緑ピックは保険をかけているようで、単にぶれていただけでした。(苦笑)
保険をかけるようなピックをするなら、1-1で「板金鎧の土百足」です。「ヴァラクート」をピックした時点で、リスクを背負っているので、そんなピックをするならば、そこに突っ込むくらいの勝負師の度胸が必要だったです。
(2没でも1没でも変わらないドラフトなので)

コメントを読むに、マダラさん的には、初手「ヴァラクート」はない感じなのだと思われますが・・・。

ペンティーノ
2009年12月2日17:50

 こないだやっと赤単と遭遇したんですが、うまく組めた赤単はほんとヤバイですね。百足等のビートはもとより、連射で終盤いつでもライフ1桁狙えるのが鬼でした。2回目のピックを初め見たときはピック後半からはヴァラクート見限って緑の良カードとってけばいいのでは、と思いましたが、あれだけ強いアーキタイプなら狙っていくのも悪くないと思います。
 まだまだ自分にとっては環境初期なので、やるたびに発見・修正があって、迂闊な意見を言いづらいのですが、そういう奴の感想と受け取ってください

toshiya k
2009年12月2日20:13

ベンティーノさん>
いつもお世話になっております。ご意見ありがとうございます。
参加プレイヤーの環境把握が常に進化しているので、同じ成功体験がなかなか続かないのがドラフトですが、少し前までは組みやすかった赤単が、その強さ故、狙う人も多くなってきたのが理由なのか、なかなか組みづらくなってきた感もあります。でもそれも、たまたまあたった卓の影響かもしれませんし・・・。

周囲の流れを敏感に感じて「回して」ピックするドラフトと、決め打ちで突っ込むドラフト(2パック目、3パック目で突然いい流れがくるときもあるし)をうまく使い分けていければですね(笑)

お互い頑張っていきましょう。よろしくお願いします!!

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