週末のドラフトレポート。基本は嫁の寝ている午前中でのプレイです。

土曜日
【1回目】赤単(ビートダウン)
初手、赤コモン「板金鎧の土百足」。喜んでというわけではないものの、カードプールが濃い赤でムダにはならないことが多く、まあ定番のピックです。1-3で、レア土地「ヴァラクート」が回ってきたので、これを流してくれる上家の様子的に赤単確定。3パック目でも「ヴァラクート」が回ってき、「ヴァラクート×2」という豪勢なデッキ。おかげで必要悪的存在の重い除去よりも優先的に生物を拾うことができました。赤青ランドのレアドラフトをする余裕も。

「ヴァラクート×2」で何がよいかというと、土地18枚つっこんでも全然ムダにならないことで、「安くて強い」赤の5マナ帯のスペルの活躍に期待することができるということです。引きの弱い私は、2枚いれたヴァラクートを1枚引きませんでしたが(苦笑)、オール2-0で爆勝しました。マナフラッドを心配せずに、5ターン目に安定して5マナを打てるということは非常に良いことです。

【2回目】白赤(ビートダウン)
初手、青レア「ジュワー島のスフィンクス」で良いスタートを感じるも、1-2で白神話「フェリダーの君主」が流れてくる。白でいいデッキができたときはめちゃ強いことを実感しているので、これは嬉しいサインと思い、1-3、1-4と白除去「落とし穴の罠」が流れてきたので連続ピック。しかし、後から考えてみれば、このピックは失敗であった。白は除去が少ないから、先におさえておければ嬉しいのと、ファーストピックのスフィンクスと合わせて、白青でコントロール的なデッキを組んだときに相性がいいと考えたからであるが、現環境の白は、コントロール向きにあらず(青単タッチ白ならコントロールもいいかもしれないが)。そんな後ろ向きカードでなくて、2マナ2/2を1枚でも多く拾っておくべきであった。

上家は白でなかったと思われるが、1パック目の後半以降から3パックまで、卓全体の中で比較的白カードの出現が少なく苦しいドラフトになる。かといって、色チェンジしたらカードが足りなくなるので、白はフィックスして、相方に、性能はイマイチなものの一応プレイ可能な赤を足して白赤デッキでお茶を濁す。でもやはりウィニーなのに生物の数が足りない失敗ドラフト。(ウィニーとは呼べない)

1回戦の相手は黒赤青の3色コントロール。1本目はデッキもそこそこ回ってスピードで先取するものの、2本目は、「湿地での被災」をくらって、1対4トレードで戦線崩壊。3本目は、「コーの決闘者」に2つの装備品「冒険者の装具」「探検者の望遠鏡」と出したところで、こちらの鍵となる「コーの決闘者」をあっさり除去られ、生物を続けて展開できずに装備品だけが不良債権化。マナバランスの関係で、赤い生物がキャストできなかったのもありますが、手札の「落とし穴の罠×2」が死んでいたのが×でした。

日曜日
【1回目】緑赤(ステロイド)
初手、黒を嫌い、黒「湿地での被災」を流しての赤除去「罰する火」。これが大失敗で、赤から入って上家とかぶり、緑を試してみたいという気持ちが働き、緑に逃げる。実際は黒が非常に良く流れていたので、黒単ができそうな勢いで、黒にしっかり乗り換えていれば相当強いデッキになったなと大失敗。緑に逃げたので、カード単価としての質は悪くなかったが、デッキ全体としてみるとシナジーなく、勝機としてはマナカーブ通りに生物をキャストできるかどうかの運にかかるデッキとなった。
しかし一回戦の緑白デッキ相手になすすべなく、0-2で敗北。集中力の欠如からミスプレイ・判断ミスも多発し、例えば2ターン目の相手の「板金鎧の土百足」に「罰する火」を使わず、ダメージレースに持ち込むなど、もっとうまくプレイしていたらもう少しいい試合ができたかもしれなかったが、デッキが△だっため、ゲーム展開を読む前に焦ってしまったのが原因。

赤で入って、赤単をつくれずに、今回は流れのよい緑に逃げてみたが、緑赤という組み合わせは△、というか×であった。赤が上家とかぶってしまったときの逃げ道は、青、または黒が正解かな・・・。

【2回目】赤単(バーン)
初手は、白黒土地をレアドラフトし、上家の様子見。1-2以降は赤の流れで赤単に。赤「ゼクター祭殿の探検×2」、レア「精霊の嘆願」などのボールライトニングが3枚入ったバーンタイプ。7点ダメージ系はあまり好きではないのだが、カードの流れ的に仕方なし。5マナカードもやや多かったため、土地は18枚で組むが、単色とはいえ、ここが土地事故を引き起こす不安定な部分であるということはよく知っている。

1回戦の赤黒相手、1本目は相手土地事故で勝つも、2本目は、鍵となる5マナにいつまでも到達せずに、手札に5マナカードを抱えたまま死亡。「デッキ、応えてくれよ」と頼んだが・・・。となると、パターン的に次はマナ洪水かなと思うとその通りになる。それでも水準以上のデッキだったため、ギリギリの戦いとなったが、僅差で敗北。これで3連続1没となる。

【3回目】青赤(同盟者)
3連続1没で資産がかなりマイナスになってしまったため、卓が立ちそうだった8-4ドラフトに参入。初手、おいしそうな黒緑ランドがあったが、勝ちにいくためにスルーして、おなじみ赤「板金鎧の土百足」をピック。この「百足」がファーストピックでなければ赤単はやらない方がいいかもしれないと、負け続けて思ったところであったが・・・。
しかしさすがは8-4卓、簡単には赤単をやらせてくれなさそう。緑は回っていたが、赤から緑に失敗した前々回から学習し、1-4「天空のアジサシ」から青へと逃げる。赤「タクタクの唸り屋」などがとれていたということもあるが。
上家の青スルーを感じ、赤中心から青中心へシフト。難しいドラフトの中、この判断は唯一の正解にうまくたぐり寄せたと思われる。赤中心だとやはりどうしても動きが固くなってしまい、悪い手札やドローのときに、それだけでお手上げになってしまうため、青をメインにすることで、もう少し動きが柔らかくコントロールできるデッキになるから。(具体的に言えば、土地18枚を積んでマナ洪水が起きたとしても対応できる等)

シナジー的にはおなじみ同盟者コンボ。(私的に「アジサシ」や「長魚」よりも格段に評価の高い)青「ウマーラの猛禽」は1枚だけであったが、赤「タクタク×3」「ムラーサの紅蓮術士」、青レア「海門の伝承師」に、「複製の儀式」。「猛禽」「複製の儀式」以外は全て5マナ以上で遅い印象があるが、連打で後半まくれるだけの十分なカードパワーがあると判断。となると、序盤に「アジサシ×2」や「百足」で押すことで相手の攻撃をおさえたり、「取り消し」で遅らせたりというゲームプランで構築。

相手の事故などもあったが、連勝で決勝戦へ。ラッキーだと思ってしまいますが、やっぱり難しいドラフトだったため、無理をした事故がおきやすいデッキに皆がなっていたということでもあります。
決勝戦は、山分けで、レーティングはダイスの勝利者で決めようという提案があり、スプリットを選択。ダイスロールにも勝ってごちそうになりました。

やっぱりゼンディカーは協調ドラフトが大事ですが、失敗ドラフトからどううまく逃げれるかは、まだまだ試行錯誤を続けてみたいです。

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