週末はうまく時間を配分して、MOのZENドラフトをかなりやることができました。

【1】赤単タッチ青(ウイニー)
赤単に、タッチ青で「天空のアジサシ」など4枚の青カードを入れてみたタイプ。軽めの構成でデッキは悪くないと思ったが・・・。1回戦は圧勝。2回戦で1本目、3本目を事故で落とす。
軽いカードをタッチすることは、序盤にタッチ色が欲しくなってしまい、メイン色の土地を十分に積み込むことができなくなってしまう弱点が出たといってしまえばそれまでであるが・・・。それ以上に、直線的な動きしかできないデッキであったので、爆発力はあるが安定性にやや欠けてしまった。

【2】青赤(同盟者+ビッグブルーコントロール)
白黒フェッチをスルーしての、フォイル青レア「ジュワー島のスフィンクス」スタート。「ZENドラは早い」という環境のなか、コントロール志向の重めの構成であったが、はじめて同盟者のシナジーでデッキが組める。「ウマーラの猛禽×3」「タクタクの唸り屋×2」に、赤レア「カズールの大将軍」、青レア「海門の伝承師」に、青レア「複製の儀式」のコンボ搭載。しかも、3-2で同じく青レア「失われた真実のスフィンクス」のダブルスフィンクスもというカードパワーデッキ。

いくら早い環境でも、3ターン目「猛禽」、4ターン目「猛禽」、5ターン目「伝承師」などと連打したら、さすがに逆転可能。「複製の儀式」が同盟者をコピーできるので、非常にデッキにはまって強かったです。スフィンクスで勝つというより、同盟者シナジーでの勝利でした。「海門の伝承師」も5マナで1/3は頼りないかと思っていましたが、前のターンに出している同盟者が強化されるので、思っていた以上にずっと強く、私の中では評価があがりました。

【3】黒赤(ウィニー)
初手「光輪狩り」スタートの黒赤。黒の流れもあまりよくなかったので、赤の2マナ群も多くとってウィニーにする。黒単の競争率の高さを恐れ、「グール・ドラズの吸血鬼」などを早めにピックして独占しようとしたが、装備品「冒険者の装具」などの速攻アシストカードを取るタイミングを逃してしまう。
1回戦は相手のデッキが弱く蹂躙できたが、2回戦は相手に「審判の日」もあり、1-2で敗北。やはり黒単は卓に2人だと普通のカードプールでは共倒れになりそう。

【4】赤単(速攻)
初手、一部では「最強コモン」との呼び声もある「板金鎧の土百足」スタート。「板金鎧の土百足×3」「噴出の稲妻×3」など赤の流れも濃く赤単で組める。ついでに3パック目でごっつあんにレア土地「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」までもゲット。それまで取った土地「ぐらつく峰」を外してまでも、全て「山」で編成。
1回戦は爆勝。2回戦は、初手の3枚のスペルを含めて、スペル4枚、土地11枚という悲惨なドローであったが、幸い途中でヴァラクートを引き、毎ターン本体にヴァラクート+「尖塔の烈射」で薄氷を踏むが、やっぱりこういった直線的なデッキは自分にあやしいな~と思う。
3回戦は2本ともマリガンを含めて大事故で惨敗。単色なのに何もできなかった。

【5】青緑(同盟者+上陸)
初手、装備品「信頼のおける山刀」。しばしば相手が使っているのに遭遇してたましたが、ようやくはじめて姿をみせてくれました。ひょっとしたら、このカード、環境全体での最強カードと言えるかもしれないとも(笑)。
2手目の「生きている津波」で青をピックしましたが、青のパートナーには今回流れのよかった不人気色・緑を選びました。
これまでは評判が悪かったため敬遠してきた緑ではじめてデッキを構築することになりましたが、うまく両隣のはざまで棲み場所をみつけれられたドラフトになりました。
「ウマーラの猛禽×3」「オラン=リーフの生き残り」「海門の伝承師」の同盟者シナジーと、「風乗りの長魚×2」「放牧の林鹿」+「砕土」「探検者の望遠鏡」コンボ搭載。マリガンや土地が2枚でとまるなどのピンチがあっても勝ち切ることができ、3勝。同盟者シナジーと上陸シナジーが見事にはまりました。青のよいところは、多少の事故にみまわれてもカードパワーで挽回できるところです。

【6】白赤(ウィニー)
初手はよいものがなく、装備品レア「組み合いの鉤」。一度、これで敗れたことがあったためでしたが(私が事故気味のとき)、まだプレイしたことのない白と絡めればそこそこいけるかもと思ったからです。しかし、白を集めようとしても、全然集らず、流れのよかった赤を足して白赤に。上家も白だったかもしれません。白の上質な2マナ&3マナが集まる予定だったのですが、全くダメで、赤の2マナ帯がほとんどになりました。今までで一番ダメなデッキでした。カードが足りず「柱平原の雄牛×2」なんかで構成しました。
デッキが弱い上、事故気味が2本続き、相手のデッキが弱かったにもかかわらず1没でした。マリガンスタートなのに、8ターンになっても手札が8枚だとかでは勝てません。

【7】赤単(バーン)
初手は「板金鎧の土百足」。赤の流れがよく赤単に。2パック目にはばっちりの神話レア「黒曜石の火心」を開封しました。
「板金鎧の土百足×2」をはじめとする、たくさんの2~3マナ生物を連続展開し、「刃牙の猪×3」「黒曜石の火心」で侵入、とどめは、重いけれど本体に打てるためなかなか良い「尖塔の烈射×3」というはっきりとしたゲームプランのデッキができました。
しかし、1本目のエスパー3色同盟者デッキで、相手のデッキはよくなかったのですが、たくさんあるはずの2~3マナ帯を序盤に全くひかずに大苦戦。3本とも初動が4ターンになってしまいました。1本目敗北、2本目はなんとか尖塔の烈射を連射して勝利を得るも、3本目はおそらく相手がサイドインしてきた「盾仲間の祝福」で3点プリベントされて、1点たりずに敗北しました。
マリガンという選択肢もありましたが、赤単の場合は弾が1枚減るだけでダメージ源が減ってしまうと思いマリガンしませんでしたが、ツモもひどく、相手が手札を使いきっている状態で、こちらは手札を全くつかいきることができなかったです。

全体的にはなかなかゼンティカードラフトを堪能できてはいるのですが、赤や白はなかなかデザイン通りにデッキが動いてくれず、フラストレーションが溜まる試合が多かったです。特に7回目の、単色でカードの質が高いデッキで、3色でしかもカードの質の低いデッキに敗北するというのは、人間力の低さでしょうか・・・。
やはり青は爆発力はないものの、事故から立ち直ってくれる可能性があるのが良いです。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索