ZENドラ、デッキの棲み分け勝負
2009年10月26日 TCG全般先週平日に1度プレイはしてみたので、どの色にどんなカードがあって、皆がどんなカードをプレイしているかはなんとなくわかり、ようやくDNで書いてある意味がわかるようになりました。リアルカードでプレイしていないため、環境把握が遅く、DN情報集めで取り戻さないと。
そもそも私はあまり単体のカードパワー重視のドラフトよりも、なにかしらのシナジーおよびコンボをこめたデッキを作りたがるタイプなのであるが、情報によると、ゼンディカーはまさにそういった環境らしく、嬉しい話。「ドラフトピック得点表」の総得点が高いデッキが強いなんていうのは、つまらないでしょう???
そういった期待もこめて、週末のMOは2度のZENドラ。
★1回目
1-1で、黒神話レア「ゲトの血の長カリタス」を開封。テキスト読んでみると、「遅いが、動き出したら勝ち」と書いてある。アンコモンはイマイチ。ゼンディカードラフトの練度があがってくれば、シナジーを作れる他のコモンカードをピックしただろうが、現在の環境把握レベルではドラフトの流れの先が読めないので、神話レアをピックする。
その後、黒をピックしたいと思いつつ、白の優良カードが多く回ってくる展開。しかし黒白は拘束の強いマナシンボルがかぶりそうで敬遠し、前回成功した青のピックに傾斜する。冒頭の「カードパワー重視はあまり好きでない」と述べたことと裏腹ですが、単体のカードパワーで見ると、ゼンディカーの青は最も高いという情報もあったので、なるべく1勝以上はできるドラフトにしたかったので(苦笑)。
そんな中で、序盤に青「ウマーラの猛禽」という同盟者カードをピックできたので、同盟者でシナジーを組んでみたいとトライする。しかし、そういった「組んでみたい」という幻想ではドラフトはできず。2-1で開封した黒レア「バーラ・ゲトの盗賊」を、黒レアで「同盟者」だからとピックしてしまったが、青黒で使えそうな同盟者の数は集まらず、中途半端に終わってしまった。
結局デッキは青黒。良く言えばビートダウン&コントロール両面。「天空のアジサシ×2」とか「サラカーの匪賊×3」を中心に2マナ帯の高速浸入生物が充実。それを4マナ帯の黒「墓所の切裂き魔×2」や青「長魚」でビートダウンの後押ししたり、青「マーフォークの海忍び」や「無謀な識者」でコントロールして、神話レア「カリタス」に繋げるというコンセプト。ドラフトで「同盟者」を狙って失敗してしまったので、なんとか「中途半端にスピーディーな青黒」に落ち着けたというところ。
コンセプト通りに1勝はするものの、2回戦の黒白相手で、自分よりも「早いデッキ」とあたり、1-2で敗北。負けた2本目が非常に惜しかったが、手札やドローがあまりよくない中で、3本ともベストは尽くしたつもりなので後悔は残らず。
★2回目
前回のドラフトで、白の優良小物がたくさんカードプールにあったのが印象的だったので、1-1初手は白除去「未達への旅」スタート。(レアは緑「つちをふみつけるもの」)
しかし1-2は良き白がなく苦悶・・・。よって、緑黒フェッチ「新緑の地下墓地」をレアドラフト。別にスタンをするわけではないのですが。
1-3にも良き白がなく、白のパートナーとして何がよいか考えて、緑同盟者「オラン=リーフの生き残り」をピック。白も同盟者が多かったように感じたので、今度こそ「同盟者デッキだ!」と。
しかし、1-4で白はさえず、緑もさえず、唯一白の同盟者「マキンディ盾の仲間」があったが、「防衛」生物じゃダメだな~と。上家は白っぽいなということは感じ、そこで、緑黒土地のことを思い出して、黒速攻デッキの必須パーツ、黒「グールドラズの吸血鬼」をピック。すると、「吸血鬼の呪詛術士」など、吸血鬼カードを多くピックすることができ、みんな大好き黒単に。
デッキは黒単タッチ赤。「吸血鬼の裂断者×3」「グールドラズの吸血鬼×2」「吸血鬼の呪詛術士×2」「マラキールの門番×2」などの優秀生物が多くとれた反面、ファーストパックの1~3や、3-1開封パックで空振りしているため、カードが足りず、黒「愚鈍な虚身×2」や、防御系生物「巨大蠍」が入ってる。
タッチカラーも最後まで赤か緑かでぶれてしまったのもカードが足りなくなってしまった理由であるが、タッチ緑なら、「中盤の息切れを緑の巨大生物で後押しする」。タッチ赤なら「速攻の補助」という2つの方向性で、デッキコンセプトにあったタッチ赤を選択。
具体的に言えば、3枚の赤カードは「ゴブリンの戦化粧」「刃牙の猪」「松明投げ」に土地「ぐらつく峰」でした。
まわしてみると、デッキは強い強い(笑)。3マナ2/2バニラ以下の「愚鈍な虚身」ですら頼もしくみえる感じでした。とくに3回戦の初戦は、1ターン目「吸血鬼の裂断者」2ターン目「冒険者の装具」から、3ターン目フェッチランド起動などで、20点のライフを超高速5ターンで削りきる快勝などありました。
アラーラのドラフトはシナジーというよりも、カード単体の強さを活かすために、如何にマナバランスをうまく作るかという点が焦点だったみたいで、自分はそれに相当苦戦しましたが、ゼンディカーはローウィンやオディッセイのようなシナジードラフトのようで、自分的にはどちらかといえばやりやすいみたいです。まだ今後はわかりませんがね・・・。
まあ、ドラフトはセットによっていろいろと焦点が違うということでしょう(笑)。おそらく今後は卓の中で、「赤速攻」「黒速攻」「白速攻」「青カードパワー」など、デッキをどう棲み分けるかの見極め勝負となっていきそうです。となると、やっぱり「自分の得意系を押し通す」か、「隣のサインを拾っていくか」の判断になりそうですね。
そもそも私はあまり単体のカードパワー重視のドラフトよりも、なにかしらのシナジーおよびコンボをこめたデッキを作りたがるタイプなのであるが、情報によると、ゼンディカーはまさにそういった環境らしく、嬉しい話。「ドラフトピック得点表」の総得点が高いデッキが強いなんていうのは、つまらないでしょう???
そういった期待もこめて、週末のMOは2度のZENドラ。
★1回目
1-1で、黒神話レア「ゲトの血の長カリタス」を開封。テキスト読んでみると、「遅いが、動き出したら勝ち」と書いてある。アンコモンはイマイチ。ゼンディカードラフトの練度があがってくれば、シナジーを作れる他のコモンカードをピックしただろうが、現在の環境把握レベルではドラフトの流れの先が読めないので、神話レアをピックする。
その後、黒をピックしたいと思いつつ、白の優良カードが多く回ってくる展開。しかし黒白は拘束の強いマナシンボルがかぶりそうで敬遠し、前回成功した青のピックに傾斜する。冒頭の「カードパワー重視はあまり好きでない」と述べたことと裏腹ですが、単体のカードパワーで見ると、ゼンディカーの青は最も高いという情報もあったので、なるべく1勝以上はできるドラフトにしたかったので(苦笑)。
そんな中で、序盤に青「ウマーラの猛禽」という同盟者カードをピックできたので、同盟者でシナジーを組んでみたいとトライする。しかし、そういった「組んでみたい」という幻想ではドラフトはできず。2-1で開封した黒レア「バーラ・ゲトの盗賊」を、黒レアで「同盟者」だからとピックしてしまったが、青黒で使えそうな同盟者の数は集まらず、中途半端に終わってしまった。
結局デッキは青黒。良く言えばビートダウン&コントロール両面。「天空のアジサシ×2」とか「サラカーの匪賊×3」を中心に2マナ帯の高速浸入生物が充実。それを4マナ帯の黒「墓所の切裂き魔×2」や青「長魚」でビートダウンの後押ししたり、青「マーフォークの海忍び」や「無謀な識者」でコントロールして、神話レア「カリタス」に繋げるというコンセプト。ドラフトで「同盟者」を狙って失敗してしまったので、なんとか「中途半端にスピーディーな青黒」に落ち着けたというところ。
コンセプト通りに1勝はするものの、2回戦の黒白相手で、自分よりも「早いデッキ」とあたり、1-2で敗北。負けた2本目が非常に惜しかったが、手札やドローがあまりよくない中で、3本ともベストは尽くしたつもりなので後悔は残らず。
★2回目
前回のドラフトで、白の優良小物がたくさんカードプールにあったのが印象的だったので、1-1初手は白除去「未達への旅」スタート。(レアは緑「つちをふみつけるもの」)
しかし1-2は良き白がなく苦悶・・・。よって、緑黒フェッチ「新緑の地下墓地」をレアドラフト。別にスタンをするわけではないのですが。
1-3にも良き白がなく、白のパートナーとして何がよいか考えて、緑同盟者「オラン=リーフの生き残り」をピック。白も同盟者が多かったように感じたので、今度こそ「同盟者デッキだ!」と。
しかし、1-4で白はさえず、緑もさえず、唯一白の同盟者「マキンディ盾の仲間」があったが、「防衛」生物じゃダメだな~と。上家は白っぽいなということは感じ、そこで、緑黒土地のことを思い出して、黒速攻デッキの必須パーツ、黒「グールドラズの吸血鬼」をピック。すると、「吸血鬼の呪詛術士」など、吸血鬼カードを多くピックすることができ、みんな大好き黒単に。
デッキは黒単タッチ赤。「吸血鬼の裂断者×3」「グールドラズの吸血鬼×2」「吸血鬼の呪詛術士×2」「マラキールの門番×2」などの優秀生物が多くとれた反面、ファーストパックの1~3や、3-1開封パックで空振りしているため、カードが足りず、黒「愚鈍な虚身×2」や、防御系生物「巨大蠍」が入ってる。
タッチカラーも最後まで赤か緑かでぶれてしまったのもカードが足りなくなってしまった理由であるが、タッチ緑なら、「中盤の息切れを緑の巨大生物で後押しする」。タッチ赤なら「速攻の補助」という2つの方向性で、デッキコンセプトにあったタッチ赤を選択。
具体的に言えば、3枚の赤カードは「ゴブリンの戦化粧」「刃牙の猪」「松明投げ」に土地「ぐらつく峰」でした。
まわしてみると、デッキは強い強い(笑)。3マナ2/2バニラ以下の「愚鈍な虚身」ですら頼もしくみえる感じでした。とくに3回戦の初戦は、1ターン目「吸血鬼の裂断者」2ターン目「冒険者の装具」から、3ターン目フェッチランド起動などで、20点のライフを超高速5ターンで削りきる快勝などありました。
アラーラのドラフトはシナジーというよりも、カード単体の強さを活かすために、如何にマナバランスをうまく作るかという点が焦点だったみたいで、自分はそれに相当苦戦しましたが、ゼンディカーはローウィンやオディッセイのようなシナジードラフトのようで、自分的にはどちらかといえばやりやすいみたいです。まだ今後はわかりませんがね・・・。
まあ、ドラフトはセットによっていろいろと焦点が違うということでしょう(笑)。おそらく今後は卓の中で、「赤速攻」「黒速攻」「白速攻」「青カードパワー」など、デッキをどう棲み分けるかの見極め勝負となっていきそうです。となると、やっぱり「自分の得意系を押し通す」か、「隣のサインを拾っていくか」の判断になりそうですね。
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